介護支援
個別ケア
ご入居者お一人お一人の自立の力やライフスタイルを大切にして、ご家族の意見や思いをケアプレン に反映し、質の高い個別ケアを提供いたします。
介護体制は2:1以上(国基準3:1、ご入居者3名に対してスタッフ1名))として、専門性の高い 介護・看護スタッフを手厚く配置しています。又認知症の方には専門教育を受けたスタッフが、その人らしさを中心として介護の心で寄り添い。豊かな生活を支えます。
*** リハビリテーション ***
入居者の日常生活における活動量が増加することに着目して、心身両面の機能回復を図り、その人らしい生活が送れますようにリハビリテーションを推進しています。
より効果的な機能回復を目指し、理学療法士が中心となって他職種(ケアマネ・介護・看護・栄養士など)と連携して、個別機能訓練を計画し、スタッフが支援し、平行棒・エアロバイク・上肢挙上運動等のリハビリ器具を活用してご入居者の運動・生活指導等を行っております。
理学療法士から一言
自立的な生活が送れるよう、利用者様と共に考え、その人に合った運動を行っています。
自発的な運動が行えない方も、離床を促し、他動的に身体を動かすことで廃用症候群の予防に努めています。
「動く」ことで心の活動が活性化し、心の変容が「動く」ことに繋がる、そういった相乗効果を生んでいます。
*** ボランティアの嶋田先生による「歌レク体操」 ***
また、集団リハビリの一環として、ボランティアの先生による「歌レク体操」によって心身の活性化を図っています。
終わった時、明るく素敵な笑顔がこぼれます。
月2回講座を担当しています。
まず、ご入居者と懐かしい歌を唄い、当時の生活や昔遊びを語り合い、脳の活性化を図ります。深呼吸と年代の歌に合わせ無理のない体操をします。
認知症ケア
認知症の方々には、専門教育を受けたスタッフが、その人らしさに共感し、頼れる仲間として介護の心で寄り添い、音楽療法(ミュージッククラブ・音楽回想法)やくもん学習療法などによって心豊かな生活を送っていただけるように、こころとからだの活性化を目指します。
*** 音楽回想法 ***
「音楽」には聴くだけでその頃のことを思い出させる不思議な力があります。
その思い出はお一人おひとりにとって異なり、お好きな曲も違い、「歌う」ことが好き、「聴く」ことが好き、「奏でる」ことが好きな方など様々です。
こちらでは、そんなご入居者のご希望に沿いながら月2回程度、「歌の会」や「ハンドベル」などの『音楽レクレーション』を行ない、音楽療法の力を感じて頂きたいと取り組んでいます。
認知症の予防・改善を目的として、時間は約20分、週に3~5回で行っています。
簡単過ぎず、難し過ぎずの問題を解くことで大脳の働きを活性化し、それが認知症の予防につながると言われています。
毎回実施記録をつけて、半年に1度振替って学習を支援しております。
サークル活動
ご入居者の皆さん夫々が、今までに慣れ親しんだ色々な趣味を心おきなく生かして頂いて、うるおいと彩のある暮らしができますようにとサークル活動を支援しています。
主なサークル活動として、貼り絵、写経、カラオケ、お料理などがあり、新しい方々との交流も広がっています。
*** 貼り絵 ***
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ご夫婦で睦まじく貼り絵に興じておられます |
*** 写経 ***
月に一度、ご希望者の方々10名ほどで写経を行っています。
最初に、字を間違ったり行を飛ばしたりした時の直し方のおさらいをします。 その後、皆さんで「般若心経」を唱えてその意味を確認しあって、写経に移ります。 前回写経したものは高野山に納めました。 |
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*** カラオケ ***
得意な歌を持っている方は自分の順番が待ちきれない様子で、他の方が歌っている時も一緒に口ずさんだり、手拍子をされています。
お互いにリクエストをし合って、最初は恥ずかしそうにされますが、「次は〇〇を歌おう」と笑顔が見られます。
職員にも「あなた歌って」と催促され、フロア全体が明るい雰囲気で終始楽しく過ごされています。
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スタッフからのコメント
お一人おひとりの笑顔が、私たちの元気の素
「ご入居者の皆さんが笑顔で暮らしていただくために」をスローガンに、お一人おひとりが毎日をその方らしく生き生きと過ごして頂けるように、どのようなお手伝いをさせて頂ければ良いのかを、一緒に考えていきたいと思います。
(ホームの川上ケアマネージャー)